VirtualBoxにLinuxをインストールしてRuby環境を構築する
今回の作業環境
OS: Windows 7 Professional 64bit
CPU: Core i5-3470S 2.90GHz
メモリ: 8.00GB
VirtualBoxのダウンロードとインストール
Oracleのダウンロードサイトからインストーラをダウンロード
インストーラを実行し、VirtualBoxをインストール
Ubuntuの用意
Ubuntの日本チームサイトからダウンロード可能
ubuntu-ja-14.04-desktop-amd64.iso(ISOイメージ)をダウンロード
VirtualBoxに仮想マシンを作成
VirtualBoxを起動し、「新規」をクリック
ダイアログが表示され、必要項目を順番に入力していく
名前とオペレーティングシステム
名前に「Ubuntu14.04」と入力
タイプに「Linux」、バージョンに「Ubuntu(64bit)」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリック
メモリーサイズ
今回は4096MB(4GB)割り当てた
ハードドライブ
仮想マシンに仮想ハードドライブを割り当てる
仮想ハードドライブが未作成であるため、仮想ハードドライブの作成を行う
「VDI(VirtualBox Disk Image)を選択し、「次へ」をクリック
使用時の速度を重視するため、「固定サイズ」を選択し、「次へ」をクリック
ファイル名は初期入力のままとし、サイズを「32.00GB」に指定して「作成」をクリック
仮想ハードドライブの作成が開始、固定サイズだと少し時間がかかる
仮想マシン作成の完了
仮想ハードドライブの作成が完了すると、仮想マシンの作成が完了しVirtualBoxのマネージャーに表示される
Ubuntuのインストール
作成した仮想マシンを起動
起動ハードディスクの選択で、Ubuntuの用意でダウンロードしたISOイメージを選択
「ようこそ」画面が表示されたら、日本語を選択して「Ubuntuをインストール」をクリック
「インストール中にアップデートをダウンロードする」にチェック
「サードパーティーのソフトウェアをインストールする」にチェック
「続ける」をクリック
「ディスクを削除してUbuntuをインストール」を選択し、「インストール」をクリック
住んでいる地域が選択されていることを確認し、「続ける」をクリック
使用中のキーボードレイアウトを選択し、「続ける」をクリック
ユーザの情報を入力して、「続ける」をクリック
以上でUbuntuのインストールが開始される
インストールが完了したら、ダイアログに従い再起動を実行
Ubuntuの画面サイズの変更
デフォルトの状態では解像度に640×480しか選択することができないため、「Guest Addtionsのインストール」を行う
ゲストOSの起動中に、VirtualBoxのメニューから「デバイス」=>「Guest AddtionsのCDイメージを挿入」を選択
ダイアログが表示されるので、「実行する」を選択
パスワードが要求されるため、パスワードを入力
ターミナルで作業が完了したら、Ubuntuを再起動
なお、コントローラ:IDEに「VBoxGuestAddtions.iso」が割り当てられたままになっているので、一度ゲストOSをシャットダウン
VirtualBoxマネージャーの設定=>ストレージのコントローラ:IDEに表示されている、「VBoxGuestAdditions.iso」の割り当てを除去
Ruby環境の構築
基本的なツールのインストール
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install vim
$ sudo apt-get install git
rbenvのインストール
Gitからrbenvとruby-buildの取得
$ git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
$ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
パスの追加とrbenvの初期化スクリプトの追加
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
.bash_profileの実行と動作の確認
$ source ~/.bash_profile
$ rbenv --version
Rubyのインストール
OpenSSL libのインストール(Rubyのインストールに必要)
$ sudo apt-get install libssl-dev
インストール可能なRubyのバージョンの表示
$ rbenv install --list
Ruby 2.1.3のインストール
$ rbenv install 2.1.3
グローバルのRubyのバージョン指定
$ rbenv global 2.1.3
利用できることを確認
$ ruby -v
Bundlerのインストール
$ rbenv exec gem install bundler
現在有効なRubyにインストールされたgemの確認
$ rbenv exec gem list